コスパ最強中華レンズ!銘匠光学 23mm f/1.4レビュー!

銘匠光学 23mm f/1.4 3 EM1X
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マイクロフォーサーズで使える明るいレンズが欲しい!!

普段仕事趣味問わず、OLYMPUS E-M1Xを使用しています。

OLYMPUS E-M1X カッコいい

こ、これは最もかっこいい一眼レフ…!

マイクロフォーサーズなので、レンズが小さくて済むのはいいですよね。
ただ、フルサイズと比べると同じF値ではボケが小さくなってしまいます。

フルサイズと同じボケを演出しようとすると1/2のF値のレンズを選択しなければなりません。
マイクロフォーサーズのレンズとなると比較的安価ですが
標準レンズほどの焦点距離で明るいレンズとなるとどうしても高額になってしまいます。

入門やちょっとした撮影には少し高額!

今回購入した中華レンズと同じような焦点距離と明るさを求めると、近いところでは
「パナソニック ライカ DG SUMMILUX 25mm/F1.4」
等が挙げられます。

価格.comでも最安¥55,000!
もちろん評価もよくAFもついて、何より国内メーカーなので安心なので妥当だとは思います!

しかし趣味やカメラデビュー、ちょっとした業務に使うには初期投資が大きいのです

もちろん値段等を気しないのであれば
パナソニックやオリンパス等の安心できるメーカーから買うのをおすすめしますが
今回購入したものはそこら辺の条件を妥協したとしてもおつりが返ってくるほど
コスパがいいものでした。

コスパ最強の標準レンズ!銘匠光学 TTArtisan 23mm f/1.4 C

銘匠光学 TTArtisan 23mm f/1.4

何かいいレンズはないかとamazonやいろいろなサイトを物色、すると何やらよさげなレンズがありました。

【銘匠光学 TTArtisan 23mm f/1.4】

なんとお値段¥14,590!

安い、いくら何でも安すぎます。
こちらを購入したのが今2022年の頭、後から知ったのですが
発売したのがその数週間前の21年末だったらしいです。

全然評価レビューもなく、少し不安だったのですが同メーカーの他のレンズのレビューやデザインに
魅入られて内心大丈夫なのか…と思いつつも購入に至りました。

本当は95%くらい値段

早速開封

箱 真上
箱 斜め
説明書 保証書

さっそく開封していきます。
まず化粧箱、めちゃくちゃしっかりしています。

比較する物ではありませんが、布箱のような質感で
某リンゴ社のスマホが入っている箱よりも高級感があります。

中古品混入防止のシールも貼ってあり、一度はがしたらわかるようになっています。

中には説明書と保証書、乾燥剤があり中華製品にしてはしっかりとした日本語です。
ここまで非常に好印象

レンズ 正面蓋
レンズ 裏蓋

レンズです。

裏蓋以外すべてメタルで、サイズ感はやや小ぶり
いい意味でズシっとした重みがあり、見た目もとても高級感があります。

フォーカスリングの周りも滑らか、絞りリングはカチカチといった心地よい引っかかりがあり、ファインダーを覗いていても感覚でも数値が分かりやすそうです。

セットで角形レンズフードも購入

銘匠光学 TTArtisan 角型メタルレンズフード ネジ込み式

公式から別売りで出てる今回のレンズに対応のレンズフードです。角形レンズフードがメタルのボディにマッチしていて非常に渋い。ちなみにこちらのレンズフードもメタルです。

取り付けてみる

EM1X 中華レンズ
角形レンズフード付き 正面
レンズ取り付け 正面
カメラレンズ 取り付け
E-M1X 手持ち

いかがでしょうか?自分で言うのもなんですが、見た目はめちゃめちゃ気に入っています。オールドレンズから最新のレンズまで触りましたが、過去に使ったレンズの中で一番かっこいいかもしれません。レンズフードのおかげが大きいかもしれませんが。

マイクロフォーサーズでもボケて明るい!f1.4!

バス 車内

マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さいのでボケない、なんてよく言われてるのを見ますが実際はそうではありません。

マイクロフォーサーズでもフルサイズでもボケは同じです。
ただフルサイズ換算せずにそのままのF値で比較するとボケないというだけです。

例えばフルサイズ使用時にF4のレンズを使用していたとすると、同じボケを演出したいのであればF2のレンズを使用しなければなりません。

今回購入したこちらのレンズはF1.4 フルサイズ換算でF2.8なので十分すぎるほどボケます。
安い、被写界深度が深い、明るい、カッコいい

この値段でこの条件は最高過ぎます

ただやはり心配なのが映りや逆光耐性等
そこら辺は後程作例とともに解説しますのでご覧ください。

f1.4
f2.8

まずは試し撮りで机の上のサブ機をテレビをバックに撮影してみました。
左が解放、右がf2.8です。焦点距離が短いにもかかわらず、f1.4もあればフルサイズのボケに匹敵するくらいのボケが作れますね。

2.8だと、フルサイズ換算では5.6
割とシャープに映ってくれているのではないでしょうか

f1.4 丸ボケ

次に街中のイルミネーションでボケを見てみましょう。
絞りは解放f1.4です。

まず中心部、ボケの形状も十分ではないでしょうか?

大きくつぶれることもなく、多角形が目立つなんてこともありません。
ただ、少し中心部を離れた下部、四隅は少しだけ丸ボケのゆがみも出てきています。

気になるほどのレモン型にはなっておらず、ボケ感に関しては個人的には満足のいく結果となりました。

作例をいくつか

ここではあえてRAW現像なしで、撮った素材そのままでの作例をお見せします

f1.4 ISO200 車内
f1.4 ISO200 電車内
f1.4 ISO200 電車内
f1.4 ISO200 屋外バス停
f1.4 ISO800 屋内
f1.4 ISO200 鹿くん

いかがでしょうか
個人的に解像度も高く、移りや色見もよいと感じています。
絞りを解放にすると、わずかながら周辺減光はありそうですが、個人的にはこの感じも好みです。

逆光での撮影

奈良公園にて、鹿くんを逆光にて撮影してみました。
直接太陽は映らないようにしたので、それほど明度の差はありません。

f1.4 ISO200 鹿君 逆光

逆光ぎみだと、少しフリンジが目立ちます。

パープルフリンジ
グリーンフリンジ

収差を色別にわかりやすく分けるとこのような感じです。
左がパープルフリンジ、右がグリーンフリンジ

RAW現像 鹿君

最終的にフリンジを除去し、調整を加えたものがこちらです。
とりわけ逆光耐性がある、という風には感じませんが
少し絞るとフリンジも目だななくなる印象でした。

現像での調整前提として使用するのであれば、それほど気にならないかと

使ってみてのまとめ

コスパ最強の標準レンズ!銘匠光学 TTArtisan 23mm f/1.4 C

さて、ここまで外観や性能面を書いてきましたが、結論としてこのレンズはどうなのか

結論:
こういうのでいいんだよ
値段以上の価値あり、AFと更なる性能を求める方はワンランク上のレンズを

といった感想です。
正直AFはあって損はないですが、なくても全然大丈夫です。
むしろ写真がより楽しくなります。
この価格でこの性能、しばらく楽しめそうです。

マイクロフォーサーズで46mmの使いやすい画角
コンパクトで扱いやすいボディ
フードもセットでメタル、とにかくカッコいい

趣味程度であれば全然使えますし、仕事でも活かせる場面は多いのでは

お安いレンズをお探しの方、参考になればと思います。
それでは!!

ざあの

コメント

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これがwin-winってものですわw

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